タイは日本人観光客も多く訪れる一大観光地として有名です。
近年では中国からの観光客も増加傾向にあり
バンコクはもちろんのこと、チェンマイやプーケットも混雑しています。
ソンクラーンはタイで行われるお祭りの中でも
観光客に人気が高いお祭りになりますので
飛行機はもちろんのこと、ホテルも混雑します。
ソンクラーンが開催される時期は旧正月の時期になり
毎年4月13日から15日の3日間行われますが
外国に住んでいるタイ人の方も母国に帰って
家族や親族と過ごしますので飛行機のチケットは更に取りにくくなります。
また、お正月にあたりますので、この3日間は祝日になり、お休みとなります。
もしもこの季節に行ってみたいと考えている方は
早めの航空券の予約やホテルの予約をおすすめします。
近年は日本でもソンクラーンの人気が高まっていますので
旅行代理店でも企画旅行が催行されますので
外国旅行に慣れない方は旅行会社の企画する旅行に参加されると安心です。
ソンクラーンはそもそも身体を水で清めるという仏教の伝統行事でした。
それが近年お互いに水を掛け合うという水掛け祭りへ発展してきました。
普段はおとなしい国民性として知られるタイの方が
こんなにも激しく水を掛けるのかと驚かれるでしょう。
季節としても、日本では春先はまだ春先は肌寒い日があるものですが
タイは4月に入ればもう汗ばむくらいの気温です。
水をかけられても寒いとは感じることはないでしょう。
しかし、その分ショッピングモールなどに入ると冷房がよく効いていますので
濡れた体のままモールへ入ると風邪をひいてしまうかもしれません。
もしも水掛け祭りで水をかけられたら
タオルなどで体を拭いてから地下鉄に乗ったり、モールへ入るようにしましょう。
また、歩いている途中で水を掛けられても問題がないように
衣服の下には水着を着ておくと安心です。
着替えもカバンに入れておくようにしましょう。
着替えも2度、3度と掛けられることも想定して
余分に用意しておくことをおすすめします。
足元はスニーカーよりもビーチサンダルが良いでしょう。
濡れてしまった場合スニーカーを履いていると乾くまで
しばらく気持ち悪い思いをしなければなりません。
水掛け祭りの間、特に良く水を掛けられる通りが
バンコク市内でもいくつかありますので
水を掛け合いたい方はその通りへ出掛けると良いでしょう。
周囲では路面店で水鉄砲などお祭り用の
アイテムが販売されていますので現地で容易に購入することが出来ます。
観光客も含めて水を掛け合うお祭りではありますが
水をかけてはいけない方もいらっしゃいますので気を付けましょう。
タイは仏教を信仰している方も多く、街中でもお坊さんをよく見かけます。
オレンジや黄色の袈裟を着ているので僧侶であることはすぐに分かるはずです。
僧侶は高貴な身分であり、水をかけるなどといったことは絶対にしてはいけません。
楽しいお祭りだからこそ、マナーと品位が問われます。
また、ずぶ濡れになってしまうとタクシーの乗車拒否に合う可能性もあります。
タクシーのシートがずぶ濡れになってしまうので
当然ではありますが、濡れてもすぐに着替えることが出来るように
ホテルから歩ける場所でお祭りに参加するというのも楽しむ上では重要になってきます。
水掛け祭りですので、旅行中手放さずに持っている
カメラやスマートフォンなどは水に濡れる可能性を考えて防水対策をしておくようにしましょう。
写真を撮ろうとカメラを出した瞬間に水を掛けられるということもありえますので
電化製品を出す際には周囲に注意をするようにしましょう。
せっかくのお祭りがカメラやスマートフォンが壊れてしまったことで
台無しになってしまってはもったいないものです。